この業界をやっているとつくづく思うことだが、天性の強さを持った経営者やコンサルタントがたくさんいる。趣味でやっている武道も、練習しなくても天性の能力を持った天才がたくさんいる。自分みたいな才能の無い者にとって、本当にうらやましいと思う。
でも、才能が無い者がその分野で泣き寝入りをしないためには、経験を整理してパターン化し、反復することで確率論的に成功しやすい状況にするしかないのではないかと思う。
そう考えると、戦略とは才能を持っていない凡人が、顕在意識を利用して成功確立を如何に増やすかということなのだと思う。眼力のある、腹の据わった経営者にあったとき、力負けしないためには自分の様なものは日々の積み重ねて対応するしかない。
ただ、コンサルタントも武道も、本当にすごい人はすごく、時として見ていて純粋に感動する。背筋に電気が走るとはこういうことなのかという経験を何度もしてきた。正に芸術。
そういう超人に出会えることが自分の財産であり、そういう時に恵まれた生活を送っていると感じる。充実した人生だと思う。
自分の人生で一番恵まれているのは、人縁なのだと思う。